2019年秋アニメふり返り – 前編 –
もう2020年の冬アニメも折り返しの時期になっていますが、
このタイミングで個人的2019年秋アニメの振り返りをしちゃいます。
個人的な感想なのですが…秋アニメって絶対的にコレ!と言った作品が無かったように思います。
ですが、作品数は多いので、前後編に分けて紹介していきます。
前編は比較的楽しんで見ていた作品を紹介し、後編はその他色々をワンポイントコメント的な感じで紹介したいと思います。
それでは、前編、6作品の紹介を行ってみましょう。
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
全編を通して日岡なつみさんの演じる”にんにん”の忍ちゃんが可愛かった。それに、この物語で一番活躍していた気もしなくも無いです。
あと、ルー(上の画像の娘)も可愛かったですね〜。
そして、金元寿子さん演じる桂音先生も、落ち着いた大人っぽさと垣間見せる”マッド”感が良い味を出してました。
でも、他は…特に。
ストーリーは、よくある主人公達の異世界転送で無双する感じでしたし、
終わり方も続編を匂わせる感じの中途半端感満載でしたし…
正直この1クールでは、あまり物語の大きな進展(盛り上がり)が少なかったような気がします。
この作品の盛り上がりは、アニメ化した範囲の先…なら良いのですけど…
ちなみに、私は始めこのタイトルを見た時に『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』という作品が思い起こされました。
個人的な感想ではありますが…『問題児ー』の方が続きが気になって好きだったかな〜
(まぁ、『問題児ー』もあんまり評判はよく無かったのですが…)
慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜
第1話からリスタリテ(メインヒロイン?)のツッコミの勢いが凄かったように思う作品。
完全に豊崎愛生さん(以降、あいなま)の演技で引っ張っていた気がします。
もしかしたら、キャストが違えば全く違った感想になっていたかも知れないと思うくらいに。
ほぼ全編に渡って「あいなま」のツッコミが繰り広げられているので、どちらかと言えば、騒がしい作品なんですが、普通に楽しんで見れるのが不思議でした。
完全にあいなまの声質と演技の勝利という事なのかも知れません。
全体的にツッコミが光るこの作品ですが、実はストーリーも良く出来ています。
主人公も無闇に慎重なだけじゃなく、その理由も成長限界の話も上手くストーリに組み込まれていました。
1クールで上手くストーリーをまとめ上げられていたのではないでしょうか?
ラノベ・なろう系作品によくある中途半端な状態で終わってしまう展開では無かったので、高評価に値すると思います。
まぁ、作画は微妙な感じも受けましたけどね…特にEDが……
旗揚!けものみち
完全にノーチェックだったこの作品ですが、なんだかんだで楽しんで見てしまいました。
実は、見るつもりがなかったので、1話の録画予約をしていなかったんです。
ですが、たまたまAbemaTVで1話を見て、2話以降の継続視聴が決まりました。
正直な感じでは、まともな登場人物は皆無で、『慎重勇者』と同様に勢いだけで突き進んだ感が強いです。
原作者が『このすば』の方なので、作風としては同じような感じですね。
ただ、メインテーマ(?)がケモナーなので、作風と合わせて好き嫌いが分かれそうですが。
そして、こちらは、関根明良さんのツッコミが繰り広げらていました。
個人的には関根明良さんって『プリンセス・プリンシパル』のプリンセスボイスな印象だったので、シグレ役ではイメージが変わりましたね。個人的には悪くないと思います。
あとは、印象に強いのはアルテナ姫ですね。この世界では割とまともな娘で可愛かったです。まぁ〜、最後には完全に変態に目覚めちゃってましたが…
主人公の小西克幸さんの演技の勢いもあって、全体的に微妙なバランスの上に成り立っていた作品だと思います。
この作品も、一応は1クールでやるべき事はやったという感じですね。
ストーリのまとまりとしては悪くない作品だったと思います。
アサシンズプライド
SAOのガンゲイルオンライン以来の『楠木ともりさん』の主役作品。
所々で作画が怪しかったり、ストーリーの繋ぎやテンポが怪しかったりしましたが…
キャラデザもキャストも好きな感じだったので個人的には毎週楽しみな作品でした。
その要因としては、キャストが、ともりさんの他に内田真礼さん、和氣あず未さん、徳井青空さんがいた事がある気もします。
そして、デザイン的にもキャラ的にもロゼッティが元気系子犬系で好きです。
ストーリー的には秘密を隠し通しながら、成り上がる感じのものでしょうか?
正直…かなり秘密の隠蔽は"ずさん"な気がするんですけど…何らかの決着がつくまで隠し通せるのか、かなり怪しいです。
終わり方は、よくある、区切りはつくけど物語はまだまだこれからという感じでした。
ぼくたちは勉強ができない!
ぼく勉は1期が全編楽しんで見れていたので、2期も継続視聴しましたが、期待通りに楽しませて貰えました。
個人的な好みとしては、「文乃」「真冬」「あすみ」の3人です。特に文乃のツッコミが好き。
基本的に1話あるいは、パート完結なストーリで紡がれていくので、気楽に見れるのが良い作品ですが…
2期の後半の方は、続きものが多かったのが少し残念でした。
それでも、各キャラクターの掛け合いや魅力が詰まっていたので、十分楽しめます。
惜しむのは、終わり方ですね。
原作ストックとしては、まだ x2 戦える内容があった筈なのですが、完全に2期で完結っぽい作りになっていました。
しかも、最後はダイジェストっぽく駆け足で描かれてしまって…非常に残念です。
個人的には、3期も制作して、真冬先生の妹さんとか出てきて欲しかったなぁ〜
放課後さいころ倶楽部
個人的な秋アニメのダークホースはこの作品でした。
『はるかなレシーブ』でかなた役を演じた宮下早紀さんが主人公を演じていたのですが、作品に合っていて良かったと思います。
作品としては、ほのぼのな雰囲気ですごくゆったりしてて、のんびり見る事ができます。
舞台が京都というのも、個人的に親近感があって嬉しかったです。
京都に住んでたのはもう10年近く前になるんですけどね、見覚えのあるような風景に親しみを覚えました。
この作品は、ボードゲームを扱うので、毎話必ずボードゲームをしているのですけど、わいわいと楽しそうで良いですね。
私も、少し遊んでみたいな〜と思いました。
ただ、私にはそんな仲間はいないし、ちょっと面倒そうなので…縁遠い世界ということで、実際にプレーする事は無さそうですが…
ほのぼの、ゆったりとした作品を見たい方にはおすすめです。
おわりに
今回は、秋アニメの中でも比較的、毎週楽しみにしていた6作品を紹介しました。
いかがでしょうか?
冒頭にも話した通り、秋アニメはこれだ!!!という推しの作品がなかったのが残念ですね。
面白いと言えば、面白いけど、素直にお勧めできるという作品がなかったです。
放映作品数は多かったんですけどね…
後編では、8-10作品くらいを紹介する予定ですので、
次回をお楽しみに☆
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